あれもこれも何でもやりたがり屋だった学生時代。1日何時間あっても足りないくらいでした。
思い返せば物で溢れかえった部屋に住んでいたあの頃。気が散るようなものがたくさんあり、結果「あれもこれも病」になっていたのだと思います。
ミニマリストを目指して思い切って多くの物を手放した今は、毎日がとても身軽で快適に過ごしやすくなった気がしています。
今回はそんな筆者が1日を過ごしやすくするために辞めたこと（家事・買い物編）をご紹介します。
1.大掃除を辞めた
年に1度の年末の大掃除を辞めました、というよりやる必要がなくなりました。なぜなら、大量にものを手放したので、日ごろの掃除が手軽になったからです。
以前までは、ものを毎回避けたりずらしたりしながら掃除していたので、すごく大変でした。
しかし今は、ものが無いので気が付いた時にサッと拭けばすぐに掃除が終わります。
また、日頃から小まめに掃除をするをすることで、汚れも落ちやすく、年度末にゴシゴシする必要が全くなくなりました。
今は大掃除をしていた時間を使って、読書や家族との時間に使っています。
2.凝った料理を辞めた
特に結婚したてのとき、家族に栄養ある食事を食べさせたい！旦那さんに料理ができる人と思われなくちゃ！と肩ひじ張っていました。
しかし、献立を立てるのはとても時間がかかって大変ですし、凝った料理ほど材料費もかかります。
今は、家族が好きな料理を定番化し、献立に困ったら遠慮なく出すようになりました。
家族が好きなのであれば、むしろ何回出しても飽きずに喜ばれます。
栄養バランスも毎日気を付けないといけないものではなく、1週間の中で調整できれば良いので、長い目で見てバランスを意識するようになりました。
凝った料理よりも定番の料理を作った方が、時間もお金も節約になると気が付きました。
3.大量のストック買いを辞めた
以前は、心配だから、便利だから、と言う理由でたくさんストックを持っていましたが、ストックがたくさんあると、スペースをとって掃除が大変でした。
また、食料品に関わらず多くのものには「使用期限」があります。
ストックを持ち過ぎて期限を切らしてしまい、中には結局使えずに捨ててしまったものもあれば、使う頃には「好みや流行が変わったから」という理由で手放したこともあります。
今は「物が少ない＝家事が楽」と考え、必要になったら必要な分だけを購入するようにしました。
4.詰め替えを辞めた
昔はおしゃれな詰め替えボトルにビシッと、キレイに詰め替えされている状態に憧れていました。
しかし詰め替えの中身がなくなる度にボトルの手入れをする手間や、詰め替えそのものの作業の手間が面倒くさくなり、思い切って辞めてみました。
すると全くストレスなく快適になったのです。
生活感が出やすいものや、カラフルなパッケージは、インテリアに馴染まず苦手なため、気になるものはパッケージを剥がして使うようにしています。
面倒くさがり屋な性格なので、手間や管理コストのかかるものは合わないと学んだのです。
5.服を畳むのを辞めた
仕事が忙しくなると服を畳むことすら面倒になってしまうことがあります。
そこで、服の断捨離をしてクローゼットに余白ができたので、持っているほとんどの服をハンガーに干して収納することにしました。
洗濯機を回して、ハンガーにかけて乾かしたらそのままクローゼットへ。筆者は畳むのに10分程度かかるので、1年で約３６５０分（2.5日分）は節約できるように。
ちなみに肌着などハンガーにかけられないものはクルクルと巻いて収納。畳むより簡単です。
6.年末のバーゲンに行くことを辞めた
以前は毎年恒例のように必ず行っては、特に洋服をたくさん買っていましたが、ここ数年は行っていません。
大量の中から気に入ったものを見つけるのは宝物探しのように楽しく、安くていい買い物ができたときは本当に意気揚々としていたあの頃。
服はたくさんあると全てに袖を通すのが難しいし、選ぶのに時間もかかるし、人混みがひどいとゆっくり買い物もできないし、レジに並ぶ時間が勿体ない…。など断捨離をしていくうちに色々なことを考えるようになりました。
これ以上増やすより減らして楽したい、という考え方に変わっていったのです。
まとめ
「辞めた」と書いてありますが、辞めようと思って辞めたのではありません。どれもミニマリストを目指して断捨離をした結果、無理なくいつの間にか辞めていたことです。
こうして書き出してみると、やらなくても大丈夫なことをたくさんやっていたのだと気が付きました。1日でも早く辞めることができて、これ以上の時間の無駄にならなくて良かったと思います。
やらなくても案外大丈夫なんだ、と何か一つでも参考になれば幸いです。
