個人的に「モノを減らすこと」の中に、「食品添加物を減らすこと」も意識しています。
素材の味を楽しみたい
そんな思いで日々料理をしています。
この記事では
・手間をかけずに無添加生活を楽しみたい人
・手作りすることが好きな人
・将来的にかかる医療費を下げたい人
に向けて、誰でも簡単にほったらかしでできる万能調味料(玉ねぎ麹)の作り方をご紹介します。
筆者の無添加生活の経験談はこちらをご覧ください。
玉ねぎ麹の効用
冷蔵庫に常備菜として人気の「玉ねぎ」
実はとっても体にいいのはご存知でしょうか。
【玉ねぎの効用】
・血液をサラサラにして生活習慣病の予防に
「引用:トライアル https://www.trial-net.co.jp/mag/detail/14789/」
・疲労回復効果で疲れ知らず
・抗菌作用で免疫力UP
・むくみの解消をして脂肪燃焼の手助けに
更に麹の特徴として
【麹の効用】
・酵素を生成し、うま味や甘味を出す
引用:飯塚病院 https://aih-net.com/pikarada/lifestyle/240/
・腸内環境を整え、美肌作り・免疫力UPに
・疲労回復効果
それぞれとっても美容・健康にいい物が合わさるので、「玉ねぎ麹」はまさしく健康そのものなのです。
玉ねぎ麹の作り方
作り方はとっても簡単。
調理時間は15分かからずにできます。
○材料
玉ねぎ‥‥大1個(正味300~330g)
乾燥麹‥‥100g
塩‥‥…30g
水‥‥‥100~150ml
※塩はできれば「天然塩」を選ぶと、より体に優しい調味料ができます。
○下準備
瓶は煮沸消毒またはアルコール消毒などをしておく
※しっかり消毒をしておかないとカビの原因になります
○作り方
1.玉ねぎの皮を剥き、芯は包丁などで取り除く
2.フードプロセッサーまたは、おろし金ですりおろす
※ペースト状になるまで

3.ボウルに塩、乾燥麹を入れてスプーンまたは手で混ぜる

4.3に玉ねぎと水(浸かるくらい)を入れて混ぜる

5.消毒した瓶に4を入れる
※詰めすぎに注意!

6.室温に置いて1日一回、清潔なスプーンで底からかき混ぜる
7.全体的に淡いピンク色になったら完成
夏場は5日~1週間、冬場は1週間~10日くらいで完成します

・かき混ぜるときにこぼしやすいので、瓶に詰めるときは詰めすぎない方が良いです。
・瓶詰ではなく、ジップロックでも作れます。
・1日1回かき混ぜる代わりに袋の上から揉みこむだけなので、より簡単にできますよ。
○保存方法
完成した後は冷蔵庫へ。冷蔵庫の中でもゆっくり発酵が進みます。
○保存期間
冷蔵庫で3か月くらい持ちます。
カビやすくなってしまうため、使用するときは必ず清潔なスプーンですくってください。
玉ねぎ麹の活用術
非常に万能な調味料ですので、汎用性が高いです。
顆粒だしやコンソメの代用、お肉の下味にも使えます。
個人的におススメなのは
・煮物系(筑前煮など)
・和風の炒め物(人参しりしりやきんぴらごぼうなど)
・ポトフ
・唐揚げ
・お肉の下味
和にも洋にも使えます。
ちなみにお肉の下味ですが、玉ねぎと麹に入っている「酵素の力」でお肉をふっくら柔らかくしてくれます。
玉ねぎ麹にお肉を10分くらい漬けてから焼くと、とってもジューシーに。
特にパサつきやすい鶏むね肉は、効果をより一層感じやすいです。
まとめ
食品添加物の味に慣れていると、最初は少し味が薄く感じられるかもしれません。
しかし、玉ねぎ麹なら多少多めに入れても添加物がないので罪悪感がありません。
我が家も最初は、濃い目の味付けが好みの夫が「薄い…」と言っていました。
「玉ねぎ麹半分+顆粒だし半分」→「玉ねぎ麹2/3+顆粒だし1/3」…
と少しずつ割合を減らしていき、今では玉ねぎ麹100%の味付けでも何も言われなくなりました。
コンビニ弁当が好きだった夫が、コンビニのお弁当を食べたときに「味が濃いね」と言ったときは、心の中でガッツポーズしました(笑)
ほったらかしで簡単にできて、体にもよくて、さらに万能に使える玉ねぎ麹。
ぜひお試しください。
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