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無添加生活を実践してから2年が経ちます。
余計な味付けがなく、素材そのものの美味しさを味わえるのは
ミニマリストの醍醐味そのもの。
この記事では
・無添加生活を始めるのにはハードルが高そう
・何から始めたらよいのか分からない
という方に向けて、今回は筆者の実体験として感じたことを書いていこうと思います。
長くなってしまったので、ごゆるりとご覧ください。
無添加生活の開始前:添加物の大量摂取で謎の体調不良
とにかく辛かったのは
「毎月風邪をひくこと」「なんとなく怠い・疲れやすい」でした。
当時はまさか添加物の摂り過ぎだとは気が付かず、ただの体質だと思い込んでいたのです。
具体的にどんな症状が出ていたのか、詳しくご紹介します。
なぜか毎月必ず風邪をひいていた

ブラック企業で毎日遅くまで働いていた20代。
そんな毎日の癒しが「一日の終わりにお菓子を食べること」でした。
晩ご飯の替わりにお菓子を食べていたので、相当な添加物を摂取していたと思います。
市販のお菓子の添加物には、見た目や香りを付けるだけではなく、健康被害を引き起こす可能性があります。
お菓子によく含まれる添加物の危険性の例
添加物 | 例 | 主な危険性 |
保存料 | ソルビン酸 | アレルギーや消化器系、発がん性 |
合成着色料 | 赤色○号 | アレルギーや過敏症のリスク |
人工甘味料 | アスパルテーム | 腸内環境の乱れ・発がん性 |
腸内環境が乱れると免疫力が下がり、風邪をひきやすくなるなど病気のリスクが上がります。

当時は月に一回、生理が来るたびに必ず風邪をひいていました‥‥
なんとなく続く毎日の不調
結婚をしてからは、自炊の機会が増え、自然とお菓子を食べる量が激減。
しかし疲れた日は、外食やお惣菜に頼る機会も少なくありませんでした。
外食やお惣菜によく含まれる添加物による健康被害の例
添加物 | 例 | 危険性 |
酸化防止剤 | ビタミンC (アスコルビン酸) | 喘息・胃痛 |
調整剤 | アミノ酸 | 発がん性・アルツハイマー・パーキンソン病 |
独身時代よりは野菜を食べることが多くなったので、以前より便秘や肌荒れは改善傾向に。
しかし、まだ月一の生理のときの風邪が治らないのと、毎日なんとなく怠い・疲れが抜けない日々が続いていました。
無添加生活の開始:体も心も軽くなる
結婚して数年が経った頃、妊活を始めました。
妊娠に関して調べているときに出会ったのが「添加物を摂りすぎると不妊に繋がる」という情報でした。
ここから無添加生活を心がけるようになります。
・月一の風邪ひきがなくなる
・気持ちが前向きになった
・肌がきれいになった
・便通が改善された
月一の風邪ひきがなくなる
高熱を出すほどの風邪をひいていたので、相当、楽になりました。
今でもたまに風邪をひきますが、軽症で済むことが多いので仕事に支障をきたすことはありません。
また、激しいのどの痛みがなくなり、のどケア商品も手放しました。


薬や病院代が節約になりました!
気持ちが前向きになった
なんとなく体が重い・怠いという感覚がなくなり、気持ちに余裕が出てきました。
寝つきが良くなるので朝すっきりと起きられ、毎日気分よく過ごせるように。
心が軽くなると仕事のパフォーマンスが向上。
以前よりも集中力が高くなり、ダラダラと働く時間がなくなりました。
肌がきれいになった
元々皮膚が弱く、定期的に通院をしていました。
ひどいときは顔中がかゆくなり、真っ赤になってしまったときもあります。
それが添加物をちょっと減らすだけで歴然と良い方に変わったのです。
無添加生活を始めてこの2年間は、一度も皮膚科に行っていません。

温泉よりもサプリよりも”食事”が一番でした
便通が改善された
食品添加物には、腸内環境を悪くさせてしまう場合があります。
そのため、添加物を摂らないようにすると見事に便通が改善されました。
便通が改善されるから肌もきれいになったのだと思います。
無添加生活を始めるためにやったこと
初めは何をやれば良いのか分からなかったので、とにかく本を読んだり、SNSから情報収集したりしました。
その中で私たち夫婦がはじめに実践したことをご紹介します。
・材料によく分からない名前が入っている食品は避ける
・化学物質が含まれない日用品を選ぶ
・作れるものは自分で作る
材料によく分からない名前が入っている食品は避ける
食品表示を見て「これなに?」と感じるものが、大抵、食品添加物です。
・増粘剤
・合成着色料
・アミノ酸
・アステルファーム
・ステロース
など、自然界に存在しないものが特に危険!

ハムやソーセージなどの加工食品は特に慎重に!!
「毎回毎回、食品表示を見て選ぶのは面倒くさい!もっと簡単にやりたい!!」
そんな方には調味料から無添加生活を始めるのがおススメです。
どこにでも売っていて、毎日の料理に取り入れれば、無理なく無添加生活を送れます。

素材の味を楽しめるようになると食事がもっと楽しくなります
化学物質が含まれていない日用品を選ぶ
添加物は皮膚からも吸収されます。
洗濯洗剤にも必要以上に添加物が含まれていることを知り、
赤ちゃんからでも使えるような無添加洗剤に変えました。
夫婦そろって敏感肌でしたが、以前のような肌荒れがなくなったと実感しています。
もう一つ意識しているのは、
なるべく化学繊維を肌に付けないようにすることです。
以前、毎月生理が来るたびに、小まめに交換してもかゆみがとても強く、すごくストレスでした。
実はナプキンに使用されている化学繊維(ポリマー)は、かゆみやかぶれを引き起こす原因なのです。

化学繊維が子宮を冷やし、生理痛を強くしている原因なんだとか
少し値を張るので最初は購入をためらいましたが、
試しに「オーガニックコットン100%」のナプキンを使い始めると、生理中がとても快適に…!
あんなにかゆみがひどかったのに、全くかゆくならなず、無添加に変えてよかったと思っています。
作れるものは自分で作る
食品添加物は正直あってもなくても、手作りで十分な美味しさと満足感が得られます。
また、洗剤も○○専用洗剤から、重曹やクエン酸などで掃除をすることにしました。
重曹やクエン酸は100均でも購入できるので、肌にも環境にもお財布にも優しいです。

自分で作れるものが増えると嬉しい♪
無添加生活のデメリット
やってダメだった、後悔している、ということはありません。
むしろやってよかった!と思うことばかりです。
しかし次の二つは、筆者が今もなお悩んでいるところです。
・とにかくお金と労力がかかる
・どこまで無添加にこだわるか線引きが難しい
お金と労力がかかる

調味料でも何でも自分で作ってみると分かるのですが、手作りするということは、それだけ多くの労力が必要となるのです。
例えば、「市販の顆粒だし」と「昆布やかつおぶしから取るだし」とでは、かかる手間が違います。
添加物には人間に手間をかけさせないようにできる力があります。
筆者は無添加生活を送ることが、将来的に健康資産や医療費削減に繋がるだろうと考えているので、多少金額かかかってもなるべく無添加を選ぶようにしています。
どこまで無添加にこだわるか線引きが難しい
無添加にこだわろうとすると本当にキリがありません。
我が家は外食が好きです。
外食は、家では作れないような美味しい料理を、手軽に食べられるのがいいですよね。

しかし、外食でも「食品添加物」が使われている可能性は大。
それを「体のためだから」と我慢が続くと、相当なストレスがかかるでしょう。
どこを無添加にして、何なら添加物を使っても良いのか。
ある程度の許容範囲を決めておいた方が、ストレスなく無添加生活を送れます。
まとめ:原因不明の不調が大幅に改善された!
無添加生活を取り入れてから変化したことをご紹介しました。
無添加生活前 | 無添加生活後 | |
肌質 | 皮膚科に定期通院(半年に1回) | 2年間一度も通院なし |
便秘 | ひどいときは数週間出ず | 毎日快便 |
風邪 | 毎月必ず風邪をひく 激しいのどの痛み | 1年に1回程度 (市販の薬で治る) |
疲れ | 毎日なんとなく怠い | 気持ちがすっきりしてる |
食費 | 夫婦二人で3万~4万 (外食は含まない) | 夫婦二人で4万~5万 (外食は含まない) |
医療費 | 1人年間 約10,000円 | 1人年間 約5,000円 |
無添加生活は「完璧を目指さない」ことをおススメします。
なぜなら添加物は全てが敵ではなく、添加物のおかけで安心安全な生活を送れることもあるからです。
無理のない範囲で、無添加生活を楽しんでみてくださいね。
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