【実体験記録】無添加生活を2年間やってみて感じた4つの体の変化

無添加生活をやってみた体の変化 大人の家庭科

 無添加生活を実践してから2年が経ちます。

 無添加生活って実際どうなの?という方に向けて、今回は筆者の実体験として無添加生活を初めて感じたことを書いていこうと思います。

 長くなってしまったので、要らない所は飛ばして読んでください。

【無添加生活の開始前】添加物の大量摂取で謎の体調不良

 とにかく辛かったのは
「毎月風邪をひくこと」「なんとなく怠い・疲れやすい」でした。

 当時はまさか添加物の摂り過ぎだとは気が付かず、ただの体質だと思い込んでいたのです。

 具体的にどんな症状が出ていたのか、詳しくご紹介します。

なぜか毎月必ず風邪をひいていた 

高熱を出すほどの風邪をよくひいていました

 右も左も分からず、ただ毎日怒涛の日々を送っていた若手社員時代。

 そんな毎日の癒しが「一日の終わりにお菓子を食べること」でした。

 栄養バランスの取れた食事は作らず、お菓子が晩ご飯の替わりだったので、相当な添加物を摂取していたことになります。

 市販のお菓子の添加物には、見た目や香りを付けるだけではなく、健康被害を引き起こす可能性があります。

 お菓子によく含まれる添加物の危険性の例は

添加物主な危険性
保存料ソルビン酸アレルギーや消化器系、発がん性
合成着色料赤色○号アレルギーや過敏症のリスク
人工甘味料アスパルテーム腸内環境の乱れ・発がん性

 腸内環境が乱れると免疫力が下がり、風邪をひきやすくなる
など病気のリスクが上がります。

 当時は月に一回、生理が来るたびに必ず風邪をひくのが悩みでした。
(生理の時はホルモンバランスの乱れで免疫力が下がり、風邪をひきやすくなります)

 筆者は元々生まれつき気管支が弱く、風邪をひくと特にのどの痛みが毎回辛かったです。

 また、腸内環境の乱れによって、病院に行っても改善されないひどい便秘や肌荒れにも悩まされていました。

なんとなく続く毎日の不調

 結婚をしてからは、自炊をするようになり、自然とお菓子を食べる量も減りました。

 しかし共働きだったため、疲れた日は外食やお惣菜に頼る機会も少なくありませんでした。

 外食やお惣菜によく含まれる添加物による健康被害の例は

添加物危険性
酸化防止剤ビタミンC
(アスコルビン酸)
喘息・胃痛
調整剤アミノ酸発がん性・アルツハイマー・パーキンソン病

 独身時代よりは野菜を食べることが多くなったので、以前より便秘や肌荒れは改善傾向に。

 しかし、まだ月一の生理のときの風邪が治らないのと、毎日なんとなく怠い・疲れが抜けない日々が続いていました。

【無添加生活の開始】体も心も軽くなる

 結婚して数年が経った頃、妊活を始めました。

 妊娠に関して調べているときに出会ったのが「添加物を摂りすぎると不妊に繋がる」という情報でした。

 ここから夫にも協力をしてもらって、二人で無添加生活を心がけるようになります。

 無添加生活を心がけてから体に起こった変化は

Point

 ・月一の風邪ひきがなくなる

 ・気持ちが前向きになった

 ・肌がきれいになった

 ・便通が改善された

月一の風邪ひきがなくなる

 ひどいときは高熱を出すほどの風邪をひいていたので、風邪をひかなくなっただけで楽になりました。

 今でもたまに風邪をひきますが、軽い症状で済むことが多いので仕事に支障をきたすことはありません。

 また、激しいのどの痛みも随分となくなり、のどケア商品も手放しました。

あまりにものどの痛みが毎月ひどいので、母が買ってくれました。

 医療費がかからなくなったのも資産形成をしている身としては嬉しいポイントです。

気持ちが前向きになった

 なんとなく体が重い・怠いという感覚がなくなり、気持ちに余裕が出た気がします

 3年前、一度だけ仕事でうつ状態になったことがあります。

 そのときは、ストレスが溜まるたびにお菓子を食べて砂糖を摂りすぎており、
心身ともに常に疲れやすい体になっていました。

 添加物だけではなく、砂糖の摂りすぎも不調に繋がります。

 以下のような病気やデメリットを招く恐れがありますので、十分な注意が必要です。

  • むくみ
  • 冷え性
  • 口内環境の悪化
  • 花粉症
  • 消化力の低下
  • 睡眠の質の低下
  • 活性酸素の発生
  • 認知症
  • 高血圧
  • 脂肪肝
  • 痛風
  • 精神疾患(うつ病)
  • 糖化(AGE)
  • がん など

引用:トリムミズラボ(https://www.nihon-trim.co.jp/media/32006/

肌がきれいになった

 元々皮膚が弱く、定期的に通院をしていました。

 ひどいときは顔中がかゆくなり、真っ赤になってしまったときもあります。

 肌に良いと言われる温泉に入っても、高い化粧品を使っても、薬やサプリを飲んでも全く改善しませんでした。

 それが添加物をちょっと減らすだけで歴然と良い方に変わったのです。

 無添加生活を始めてこの2年間は、一度も皮膚科に行っていません。

便通が改善された

 食品添加物には、腸内環境を悪くさせてしまう場合があります。

 そのため、添加物を摂らないようにすると見事に便通が良くなりました

 毎日スルッと出てくれるので、便が貯まって体が苦しいことがなくなりました。

無添加生活を始めるためにやったこと

 初めは何をやれば良いのか分からなかったので、とにかく本を読んだり、SNSから情報収集したりしました。

 その中で私たち夫婦がはじめに実践したことをご紹介します。

Point

 ・材料によく分からない名前が入っている食品は避ける

 ・化学物質が含まれない日用品を選ぶ

 ・作れるものは自分で作る

材料によく分からない名前が入っている食品は避ける

 食品添加物のだいたいの見分け方は、食品表示を見て「これなに?」と感じるものです。

 増粘剤、合成着色料、アミノ酸、アステルファーム、ステロースなど。

 加工食品を買う際には、食品表示を見て、なるべく添加物が少ない食品を選ぶようにしました。

 また、農薬を使った野菜や、成長ホルモン注射を打たれた動物を食べることも、健康被害が起こるリスクがあります。

 しかし、有機栽培の食品を扱っているスーパーは数が少ないので、地域によっては購入できない場合もあります。

 そのため、まずは調味料から無添加生活を始めるのがおススメです。

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 どこにでも売っていて、毎日の料理に取り入れれば、無理なく無添加生活を送れます。

 初めて無添加調味料を使ったときは、素材本来の味が感じられて、とても美味しくて感動したのを覚えています。

 ズボラさんでも簡単にできる「万能」無添加調味料の作り方はこちらをどうぞ

化学物質が含まれていない日用品を選ぶ

 添加物は皮膚からも吸収されます。

 洗濯洗剤にも必要以上に添加物が含まれていることを知って、赤ちゃんからでも使えるような無添加洗剤に変えました

 夫婦そろって敏感肌でしたが、洗剤を変えてから以前のような肌荒れがなくなったと実感しています。

 もう一つ筆者が意識しているのは、なるべく化学繊維を肌に付けないようにすることです。

 以前、毎月生理が来るたびに、小まめに交換してもかゆみがとても強く、すごくストレスでした。

 実はナプキンに使用されている化学繊維は、かゆみやかぶれを引き起こす原因なのです。

 また、化学繊維が子宮を冷やし、生理痛を強くしている原因とも言われています。

 少し値を張るので最初は購入をためらいましたが、試しに「オーガニックコットン100%」のナプキンを使い始めると、生理中がとても快適に…!

 あんなにかゆみがひどかったのに、全くかゆくならなず、無添加に変えてよかったと思っています。

作れるものは自分で作る

 食品添加物がより美味しく感じさせる役割もありますが、手作りでも十分な美味しさと満足感が得られます

 また、洗剤も○○専用洗剤から、重曹やクエン酸などで掃除をすることにしました。

 重曹やクエン酸は100均でも購入できるので、肌にも環境にもお財布にも優しいです。

 作れるものは自分で作ることを意識すると、「自分でこんなものも作れるようになった!」とレベルアップしたかのような達成感が得られます。

無添加生活のデメリット

 やってダメだった、後悔している、ということはありません。

 むしろやってよかった!と思うことばかりです。

 しかし次の二つは、筆者が今もなお悩んでいるところです。

Point

 ・とにかくお金と労力がかかる

 ・どこまで無添加にこだわるか線引きが難しい

とにかくお金と労力がかかる

手作りの中でも比較的簡単に作れる万能手作り調味料「玉ねぎ麹」。顆粒だし、コンソメ、何にでも代替えできます。

 調味料でも何でも自分で作ってみると分かるのですが、手作りするということは、それだけ多くの労力が必要となるのです。

 例えば、「市販の顆粒だし」と「昆布やかつおぶしから取るだし」とでは、かかる手間が違います。

 添加物には人間に手間をかけさせないようにできる力があります。

 健康をとるか、金額をとるか。

 どちらが良いかは個人の価値観によって異なります。

 筆者は無添加生活を送ることが、将来的に健康資産や医療費削減に繋がるだろうと考えているので、多少金額かかかってもなるべく無添加を選ぶようにしています。

どこまで無添加にこだわるか線引きが難しい

 無添加にこだわろうとすると本当にキリがありません。

 我が家は外食が好きです。

 家では作れないような美味しい料理を食べたいからです。

体に悪いと分かりながらも、お酒も大好きです。

 それを「体のためだから」と金輪際食べなくなると、相当なストレスがかかるでしょう。

 どこを無添加にして、何なら添加物を使っても良いのか。

 ある程度の許容範囲を決めておいた方が、ストレスなく無添加生活を送れます。

まとめ

 無添加生活を取り入れてから変化したことをご紹介しました。

無添加生活前無添加生活後
肌質皮膚科に定期通院(半年に1回)2年間一度も通院なし
便秘ひどいときは数週間出ず毎日快便
風邪毎月必ず風邪をひく
激しいのどの痛み
1年に1回程度
(市販の薬で治る)
疲れ毎日なんとなく怠い気持ちがすっきりしてる
食費夫婦二人で3万~4万
(外食は含まない)
夫婦二人で4万~5万
(外食は含まない)
医療費1人年間 約10,000円1人年間 約5,000円

 無添加生活は「完璧を目指さない」ことをおススメします。

 なぜなら添加物は全てが敵ではなく、添加物のおかけで安心安全な生活を送れることもあるからです。

 無理のない範囲で、無添加生活を楽しんでみてくださいね。

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