この記事には広告を含みます。
「あっ。私、もうだめかも……。」
そう思ったのは、朝起きることさえつらくなった頃。
朝型だったはずの私が、休日もベッドから起き上がれない。
ゴミが溜まり、掃除も買い物もできなくなり、ただ呼吸をするだけで精一杯の日々。
そんな私が、ある日ふと「ちょっと片づけてみようかな」と思ったのが、全ての始まりでした。
今回は、私が断捨離を通して心の重荷を手放し、少しずつ前を向けるようになった話です。
・毎日を生きるのがしんどい
・何かを変えたいけど、何をすればいいかわからない
そんなあなたの背中を、そっと押せたらうれしいです。
不要な物を断ち切り、物への執着心を手放すことで、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のこと
まず手放したのは「明らかなゴミ」から

読まないチラシ、要らないプリント、使い終わったティッシュ……。
今では「そんなものすら、すぐ捨てられなかったのか」と思いますが
当時は、ただ生きてるだけで精一杯で、「捨てる」という判断すらできなかったんです。
それでも、テーブルの上が少しずつ見えてきたとき——
気持ちがスッと軽くなったのが分かって。
ほんの小さな行動だったけど、「私にもできた」という小さな自信になりました。
片づけと向き合って気づいたこと

行動できる日が少しずつ増えてくると、心にも余裕が生まれてきました。
「どうしてこんなにモノを溜めていたんだろう?」と
モノと向き合ううちに、自然と“自分自身”にも目が向くようになっていったんです。
それまでの私は、周囲の期待に応えることばかりを考えて、
「ちゃんとしていなきゃ」
と、ずっと無理をしていたように思います。
でも本当は、もっと自分のペースで静かに暮らしたい人間だった。
人と比べず、自分らしく生きたいと、ずっと心のどこかで願っていた。
モノを見直していく中で、「どう生きたいのか」まで考えるようになっていきました。
- ✔今の私に、本当に必要なモノは?
- ✔このモノを手放して、私はどうなりたいの?
そうやって手放すたびに、心の中の“見えない紐”がゆっくりと、ほどけていった気がします。
私らしさが私を救った

自分の気持ちを大切にし始めてから、心の中に少しずつ光が差すようになりました。
人と比べなくていい。できない日があっても、それでいい。
そう思えるようになって、心がふっと前向きに変わっていったんです。
呼吸だけで精一杯だった日々も、少しずつ変わっていきました。
- ✔お風呂に入れた自分 ◎
- ✔ゴミを捨てられた自分 ◎
- ✔ベッドから少し早く起き上がれた自分 ◎
小さな「◎」を重ねることで、少しずつ元気を取り戻していったのです。
たかがゴミ捨て。されどゴミ捨て。
そんなことから始まった、私の心の回復でした。
まとめ:心が疲れたときは、「小さな◎」を
あの頃の私は、今日一日の未来さえ見えなくて、
毎日、暗いトンネルの中をただ歩いているような気分でした。
でも、「ゴミを捨てる」という、ほんの小さなきっかけが、今の私をつくってくれた。
そう思うと、あの時間は決して無駄ではなかったのだと感じます。
- 🟤つらいときは、しっかり休んでいい。
- 🟤少しだけ調子がいい日は、ほんの少し動いてみる。
- 🟤正解なんてなくていいから、「行動できた自分」に◎をあげる。
その繰り返しの中で、きっと自分らしさが見えてくるはずです。
もし今、心が少しだけしんどいなと感じているなら――
引き出しひとつだけでも、整理してみてください。
モノと一緒に、心もふっと軽くなる。
そんな感覚が、きっとあなたにも訪れるはずです。
今日という日に、あなたの中に◎がひとつ増えますように。
