時間もお金も「浪費」と捉えられる過ごし方をしてしまうと、人生損をしたような感覚になりませんか?浪費を減らせば「無駄遣いが減って資産が増える」「生産性の高い時間を過ごすことができ、より充実した毎日を暮らせるようになる」などのメリットがあります。
今回は浪費と上手に付き合い、より豊かな生活を送るコツをお伝えします。
1. 浪費とは何か?
「浪費」とはお金や時間、エネルギーなどを無駄に使うこと。
やっている時は気が付きませんが、振り返ってみると後悔することが多いのが浪費です。
・ちょっと休憩するはずだったのに、気が付けば1時間以上もスマホをダラダラと見てしまった ・ゲームに課金をし過ぎてしまって、お金を本当に使いたいものに使えなくなってしまった ・高額な美容商品を買ったが結局使わずに押し入れに入れっぱなしになっている
浪費をすることでストレス発散になるときもあります。でも「浪費」だと認識した時から無駄な時間(お金)だったと後悔をしてしまいますよね。後悔が更にストレスになって、新たな浪費を生んでしまうこともあります。
ではどうやったら浪費を減らせるのか。具体的な方法を見ていきましょう。
2. 浪費の経験を生かす具体的な方法
①何のために浪費をしないようにするのか理由と目標を明確にする
ただ漠然と「浪費を辞めたいな」と思っただけでは簡単に変わりません。
変化を求めるときに重要なのは、モチベーションです。モチベーションを高めるときに必要なのが「目標」を持つことです。
また、目標は最初から高いと継続しません。
成功体験を積むと自信にも繋がるため、まずは達成しやすいような小さな目標を「具体的に」立てましょう。抽象的だと何を目指すのか分かりにくくなり、計画倒れしやすいです。
浪費を辞めたい理由→お金を貯めたいから
将来的な大きな目標→10年後までに資産1000万円達成したい
小さな目標→毎月1万円貯金をする
②直近で浪費をしてしまったと思う項目を全て書き出す
ここ数週間の中など覚えている限りで構いません。
「あのとき浪費したな」と感じるものを思い出してください。できれば紙に書きだした方がより思考が整理され、客観的かつ冷静に見つめ直すことができるのでおススメです。
このとき「5WIH(いつ、どこで、誰が、何を、どうした)+Why(なぜ)」を意識しながら書いてください。
いつ | どこで | 誰が | 何を | どうした | なぜ |
仕事帰り | コンビニ | 自分 | おやつ | 買った | ストレス |
仕事休みの日 | 家 | 自分 | スマホ | ダラダラ見た | 疲れ |
ちょっと手間ですが、浪費をしない自分になるために頑張りましょう。
③浪費に共通する原因の傾向を探す
上記②からどんなときに浪費をするのか、共通する傾向がないか探します。
傾向が分かれば、対策が立てやすくなるもの。どんなときに浪費をしやすいのか、じっくり自分の行動を振り返りましょう。
④浪費をしないようにするための計画を立てる
計画の立て方のコツは「具体的に」立てること。
何をどうすればよいのかが明確になっていると、その通りにやればよいので目標が達成しやすいです。
ただし、継続性を持たせるために最初からハードルを上げ過ぎず、今すぐできそうな行動から計画しましょう。
・ストレスから仕事帰りにコンビニでおやつを買ってしまう習慣がある
→コンビニの前を通らないようなルートで帰宅する
・土日は日ごろの疲れから家でゴロゴロしてしまう時間が多い
→スマホにスクリーンタイムを設定し、時間になったら運動をする
⑤家族や周りの人にも宣言する
せっかくやると決めたけれど、人間、どうしても自分を甘やかしてしまうときがあります。
そんなときは周りに「今こんなことを頑張っているよ!」と宣言しておきましょう(パブリックコミットメント効果と言います)。
周りに言っておくことで協力してくれたり、手伝ってくれたりするだけではなく、『言ったからにはやらなきゃ!』と自分で自分の背中を押してくれることに繋がります。
特に言える人がいないという人は、紙に書いて壁に貼るなど見えるようにしたり、SNSを使って発信したりするのも良いですね。
3.まとめ
浪費を完璧になくそうとするのではなく、今日より明日は浪費を少なくしようという気持ちが習慣化し、より充実した豊かな日々を送ることに繋がります。
人によって浪費の概念が大きく変わります。「自分にとって必要なもの」を自分の価値観で見つけられるようになっていきましょう。
そのための手立てとして断捨離・整理整頓は非常に有効です。
このブログでは、引き続きミニマリズムを通してより豊かな生活を送るための情報を発信していきますので、今後の投稿もぜひ楽しみにしていてください。
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