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「部屋を片づけてすっきりさせたい」
「片付けたけど、何となくまだすっきりしない‥‥」
こんな疑問を抱いたことはありませんか?
片付けをする際に、断捨離の視点を取り入れるとよりすっきりとしたお部屋になります。
この記事を読むとこんなことが解決できます。
・断捨離で得られるメリットって何?
・断捨離のやり方が分からない
・断捨離をした後はどうしたらいいの?
それでは、具体的に見ていきましょう。
断捨離をすると感じる4つのメリット
筆者が個人的に感じる断捨離の主なメリットは
①自分にとって価値あるものが何か分かる
②掃除や家事が楽になる
③お金が貯まりやすくなる
④取捨選択が上手くなる
ミニマリストを目指し断捨離を初めて数年ですが、取り組んでみて本当によかったと感じます。
具体的にどんなところにメリットを感じるのか、ご紹介していきます。
自分にとって本当に価値のあるものが分かる
断捨離とは
ものへの執着を手放して不要なものを減らし、ものにとらわれない生活を目指すこと
を言います。ヨガの思想が由来です。
①断行(だんぎょう)
→不要な物を入れないこと
②捨行(しゃぎょう)
→不要なものを捨てること
③離行(りぎょう)
→物への執着から離れること
断行・捨行・離行の頭文字をとって「断捨離」と言います。
断捨離をするときは、一つずつ手に取って「要る」「要らない」を判断します。
不要なものを見つけていく中で最後まで手元に残ったものが、自分にとって本当に価値のあるものなのです。
掃除や家事が楽になる
ものが少ないと散乱することなく、日常の整理整頓が楽になります。
また、動かしたり避けたりする時間も削減されるので、掃除を早く終わらせることができます。
例えば、筆者が一番手放して良かったと思うのは「テレビ」。
手放すまでは静電気で埃を被りやすいし、場所も(ダラダラ過ごす)時間も奪われやすいことにストレスを感じていました。
手放すのに少し勇気も必要でしたが、大きなテレビを処分するとかなり場所も掃除も楽になったのを実感しています。
掃除をするのが面倒な人ほど、断捨離をしてものを減らすことをおススメします。
無駄遣いや物欲が減り、お金が貯まりやすくなる
断捨離をすることで、これまでの自分の買い物の傾向や反省点が見えてきます。
筆者は過去、週末に「100均パトロール(100均一を巡回すること)」をするのが趣味でした。
値段の割に便利で話題になった商品を

安いから失敗してもいいや
という一言で、後先考えずに購入していました。
当時はよく夫に「何のために100均行くの?時間の無駄じゃない?」と言われていたのですが、
自分としては新商品や安くていい物を見つけることが楽しくて、趣味になっていたのです。
しかし、それから数年度、断捨離にハマって捨てるものがないか家中を探していたとき

100均でせっかく買ったのに全然使っていない!
と気が付き、大きく反省したのです。
まさに安物買いの銭失いの状態でした。
それからは「本当に欲しいものを欲しい分だけ買おう」と決め、無駄遣いは各段に減りました。
取捨選択が上手くなる
断捨離を続けていくと、自分の買い物の傾向が見えてきます。
そして「要るもの」「要らないもの」が瞬時に判断できるようになります。
例えば筆者の場合は、かわいい・おしゃれだけど手入れに手間がかかるものは買いません。
以前、結婚祝いでそのような品物を頂いたことがあるのですが、結局ほとんど使わずに手放した経験があるからです。
このような経験を積むことにより、無駄な買い物をする機会が各段に減り、結果、節約にも繋がりるのです。
これは部屋の整理整頓に繋がるだけではなく、日常や仕事でも活かされてきます。
決断力や即決力は、断捨離を通してでも身につけることができるのです。
断捨離を始める前に準備すること
やみくもに断捨離を始めようとしても挫折してしまいます。
取り組みやすいように手順を踏んで順番にやっていくことは、特に初心者さんにおススメです。
②ゴミ袋と保留ボックスを用意する
③必要・不要・保留をする基準を持つ
④作業の時間を決める
それでは一つずつ見ていきましょう。
①広いスペースをつくる
断捨離は片づけたい場所の全てものを出して行います。
そのためものを置ける広い場所が必要になります。
必要なものと不要なものが混同しないようにするために、断捨離をする周辺は少し片づけておきましょう。
②ゴミ袋と保留ボックスを用意する
ものを出した後、「必要」「不要」「保留」の3つに分けて分類していきます。
保留ボックスとは「捨てるかどうか迷ったときにとりあえず入れ置く箱」のことです。
箱が用意できなければ大きい袋でも構いません。
また、ゴミ袋を用意する理由は、要らないものをその場ですぐに捨てるためです。
ゴミ捨て場が遠いと、毎回捨てるたびに集中力が途切れてしまうので、袋は手元に置いておくと便利です。
③必要・不要・保留をする基準を持つ
ブレなく断捨離ができるように、何を基準に取っておくか、捨てるかを検討します。
・思い出があるもの
・代用がきかないもの
・捨てたら買い直しがきかないもの
・劣化しているもの
・いくつもあるもの
・今後使う予定のないもの
・捨てても買い直しがきくもの
・見ていて良い気持ちがしないもの
使用頻度は少ないけど必要なもの(冠婚葬祭で使うものなど)や、大切な思い出のあるものを処分するときは、特に慎重になって検討するようにしましょう。
すぐに捨てられるものの具体的な例を知りたい方はこちらを参照してください。
④作業の時間を決める
1日1回15分ぐらいから始めてみましょう。
最初から長い時間やっても続かなくなる可能性があるので、「もう少しやりたいな」と思えるところで区切りをつけます。
慣れてきたら少しずつ時間を伸ばしてみると良いです。
特に断捨離に慣れないうちは、意外と頭と体力を使う作業ですので、間に休憩を挟みながら行うこともおススメします。
断捨離中に注意したいこと
①ものを全て出す
ものを全て出すことのメリットは
・1つずつ丁寧にものと向き合える
・存在を忘れていたものが出てくることがある
・戻すときに整理整頓しやすい
このときにものが多いと出すだけで時間がかかって大変ですが、大変な思いをするからこそ意味があるのが断捨離です。ここは頑張りどき!
②捨てるか迷ったらとりあえず保留ボックスへ
まずは断捨離をする基準に基づいて、何も考えず(ここ大事)機械的に3つに振り分けます。
1分悩んでも決めきれないものは、保留ボックスに入れましょう。
ここで悩み過ぎてしまうと挫折しがちになってしまいます。
③モチベーションを高める
少しでも楽しく作業ができるように工夫をしましょう。
例えば音楽を流す、ご褒美を用意する、家族と一緒にするなど。
また、
「なぜ断捨離をしたいのか」「断捨離をしてどうなりたいのか」
その目的も考えておくと良いですね。
モチベーションが下がらないようにすることも継続させるために大切です。
④室内環境を整える
暑すぎる、寒すぎる、カビ臭いなど不快な環境下ではやる気になりません。
快適な環境の中でやった方が体力も集中力も続きます。
これなら頑張れる、という環境を整えてから行いましょう。
⑤一旦、処分方法は考えない
経験上、「捨てるのは勿体ない」「いくらで売れるのかな?」など考え出すと確実に詰まります。
ここではとにかく無心になって、ひたすら要る・要らない・保留に分類します。
筆者の場合

捨ててもいいかもな…でも何となく勿体ないな…
と思って取っておいたこともありますが、結局は処分してしまうことが多かったです。
断捨離が終わったらすること
ここまでよく頑張りました。あともう少しです!
断捨離は不要品を手放すまでが断捨離です!
①保留ボックスの見直し
ここにはほとんど残っていないのが理想ですが、もし残ってしまったらどうしたらよいでしょうか。
まずはもう一度、保留ボックスの中身を全て出し、見直しをしてみましょう。
それでも保留にするものであれば、いつまで保留をするのか期限を決めます。
期限が来たら再び全て出し、要るものと要らないもの(このときは必ず2択で!)に分類しましょう。
②処分方法の検討
処分の仕方は主に①誰かに譲る②フリマアプリで売る③街のごみ収集に出すの3つです。
たとえフリマアプリで売ろうとしても、梱包作業・郵送費など意外と手間と時間がかかり、結果として処分してしまった方が早い場合もあります。
更に断捨離を始めたばかりの場合は、ものが多いことが予想されるため、処分してしまった方が早くキレイになるのでおススメです。
それでも処分方法で悩んだら、こちらの記事も参考にしてみてください。
③不要品になった理由の共通点を考える
なぜ不要なのか理由を考えると、今後の断捨離や買い物に役立ちます。
よくある理由としては
・好みやライフスタイルの変化があったから
・メンテナンスが面倒だったから
・流行ではなくなったから
・最新のものを買ったから
不要品をごみとして出すと環境にも影響があるのは言わずもがな。
なるべく不要品を出さないようにするためには、買い物をする段階で気を付けなければなりません。
今後の買い物で自分にとって価値あるものだけを手元に置いておけるよう、不要になった理由の共通点を見つけておきます。
まとめ
必要最低限のもので暮らすミニマリストとは違い、自分にとって最適な量で暮らすことを目指すのが断捨離です。
捨てるときの痛みは伴いますが、時間が経てば案外捨てたことすら忘れてしまうこともあります。
思い出のものなど捨てると二度と手に入らないものは、慎重にならなければなりませんが、「また買えばいいや」と思えるものは一度手放してみても良いかもしれません。
また、断捨離は捨てることが目的なのではありません。
1つずつ手に取ることで「今の自分に必要かどうか」ものと向き合う大切な時間になるのです。