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思い出の品、最後に見直したのはいつですか?
「高校の友だちにもらった手紙」
「子どもとの旅行の写真」
気づけば、そんな品々がタンスや引き出しを埋めていませんか?

こんにちは。最近”思い出の品は捨てられない”を卒業したミニマリストのminoriです。
思い出の品は、心がこもっているぶん手放しにくいもの。
でも、しまい込んだままではスペースも心もぎゅうぎゅうに。
この記事では、
・手放したいけど、気持ちが整理できず踏ん切りがつかない
・ミニマリストは思い出の品をどう管理しているのか知りたい
そんな疑問に、筆者の経験をもとにお答えしていきます。
私が手放してきた“思い出の品”たち
これまでに手放してきた思い出の品には、こんなものがあります。
・いただいた色紙や手紙
・成人式や卒業アルバム
・旅行先で買った記念品
・幼い頃に買ってもらったぬいぐるみ
・青春時代に本気で取り組んだ楽器(のケース)
どれもそのときは間違いなく「最高の思い出の品」でした。
けれど、年月が経つにつれて、だんだんと見返す機会が減っていったんです。

モノがなくても、心に思い出として残っていればいいかな
そう思ってから、手元に残してある思い出の品は「ぬいぐるみ2体」と「楽器」だけになりました。
どうして手放せたのか?
思い出は“モノ”ではなく、心に残るものだと思えたから
「思い出の品を整理しよう」と最初に思ったきっかけは、色紙や手紙でした。
職業柄、色紙や手紙をいただく機会が多くあります。
ありがたい反面、見返すことのないまま段ボールの中にどんどん溜まっていく様子を見て、ふと、

これって、本当に相手の気持ちを大切にできているのかな?
そう思ったとき、形よりも心の中に残っていた方が、相手の気持ちも長く大切にできるのではと感じたんです。
それをきっかけに、他の思い出の品も見直してみようと決めました。
今の自分を大事にしたくなったから
もうひとつの大きなきっかけは、
「今の自分を大事にしてあげたい」と思えるようになったことです。
思い出の品を捨てられなかった以前は、こんな感情が頭の中をよぎりました。
・せっかく買ってもらったのに、捨てるなんて申し訳ない
・捨てたら、思い出まで消えてしまいそう……
そう思うと、なかなか踏み切れませんでした。
でも、今の私と過去の私はもう違う存在。
昔の自分には必要だったものでも、今の私にはもう必要ないかもしれない。

今の私が気持ちよく過ごせる空間を、自分にプレゼントしたい
そう気づいたとき、ようやく手放す覚悟ができました。
手放すときに、自分に問いかけた2つのこと

「思い出の品=いきなり捨てる」は、誰にとってもハードルが高いもの。
筆者も、何度も手に取っては戻して…を繰り返してきました。
そんなとき、自分に2つの質問をしてみることで、少しずつ気持ちの整理ができるようになりました。
① 思い出を“かさばらない形”で残せないか?
まず考えたのは、「全部をとっておく」のではなく、コンパクトに、残したい部分だけを残す方法です。
・色紙は、心に響いたメッセージだけをスクラップ
・アルバムは、自分が写っているページだけ切り抜いて保存
・手紙や賞状などの紙類は、写真に撮ったりスキャンしてデジタル化
・スマホに「思い出フォルダ」を作って、いつでも見返せるようにしておく
・思い出ボックスを1つ用意して、「この箱に入る分だけ」とルールを決める
「捨てるか残すか」だけでなく、“どう残すか”を工夫することが、手放しやすさにつながると感じました。
実際、写真やデータにしてから「捨てなきゃよかった…」と思ったことは一度もありません。
② もし手放すとしたら、どれから優先する?
思い出の品をすべて残しておくのは、スペース的にも気持ち的にも限界があります。
そんなときは一度、

この中で、どうしても残したいものはどれ?
と優先順位をつけてみました。
すると、今すぐは捨てられないけど、いつかは手放すかもと思えるものが見えてきます。
逆に、どうしても順位がつけられないときは、今はまだ手放すタイミングじゃないなと判断の目安にもなります。
「捨てられない…」そんなときに試してほしいこと

「思い出の品を手放すなんて、私には無理かも…」
そんなふうに感じる方は、きっと少なくないと思います。
実は筆者も、最初はまったく同じでした。
手に取るたびに気持ちが揺れて、結局また元の場所へ戻してしまう──。
それを乗り越えた方法を2つご紹介します。
保留ボックスで「今の自分にとって必要か」を考える
いきなり捨てるのが不安なときは、「保留ボックス」を使うのが効果的です。
写真を撮って保存したり、とりあえず箱にしまっておくだけでもOK。

今の自分にとって、これは必要かな?
そんなふうにモノと対話する時間が、心の整理につながっていきます。
思い出の置き場所を「心の中」に変えてみる
たくさんの思い出の品を手放してきた筆者が言えるのは、
モノを手放しても、思い出はなくならないということです。
むしろ、見返さなくても自然と思い出せる記憶こそ、本当に大切なものかもしれません。
手放してみて気づいたのは、

大切だったのはモノではなく、そのときの気持ちや経験だったんだ
ということでした。
思い出に感謝して、少しずつ前を向く。
それもまた、思い出を大切にする一つの方法だと思っています。
まとめ:自分らしい暮らしを目指して
思い出の品を手放して感じたことは、主に2つあります。
・形として残らなくても、思い出は心に残り続けること
・心がすっと軽くなり、前向きな気持ちになれたこと
断捨離の本当の目的は、「捨てること」ではありません。
今の自分を大切にするための、選択の連続なのだと思います。
思い出の品とゆっくり向き合いながら、
あなたらしい、軽やかで心地よい暮らしを少しずつつくっていってくださいね。

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